当院では心臓超音波診断装置（心エコー）を更新しました。そこで事務員から少し体験レポートをお届けします。
以下（事）事務職員・（技）臨床検査技師

〇そもそも心エコーって何ですか？ （事）

・エコー検査（超音波検査）は、超音波を使って、体の内部を見る検査です。
心臓を検査するのが心エコー、お腹なら腹部エコーといった感じです。
心エコーは心臓の働き、大きさ、弁膜症などを見る検査です。（技）

〇ちょっと使わせてもらっていいですか？（事）
※患者役は職員です。

〇最初にお手本を見せてもらっているのに実際操作させてもらうと、まず心臓がうつせない、位置を合わせてもらっても少し動かしてみると想像以上に映像がズレて、戻そうとして更にずれて...見ている時は、画面にうつすだけなら難しいように感じなかったんですが、角度や位置の調整だけでもこんなに難しいとは思わなかったです。みなさん、どちら（下の画像）が私が撮影したものかわかりますか？（事）

〇どういったことを心掛けて検査されていますか？患者さんに注意していただきたい事はありますか？（事）
・心エコー検査の結果が「あなたの心臓は悪いです」だけでは、なかなか患者さんの理解が得られません、客観的（数値として）に心臓の悪さ、健全さを提供するためには様々な計測が必要です。これが意外と多く、全てを計測すると、とても時間がかかります。目的とする病気を調べるための計測項目に重点を置き、それぞれの患者さんにあった検査結果を、提供できるよう注意しています。

患者さんに注意していただくことは特にありません。
ただ少し時間がかかります（10～20分程度）、また、心臓の検査なので緊急の患者さんを優先させていただくことがありますのでご理解いただきますようお願いします。（技）

〇最後にひとことお願いします。（事）
・医療の世界は日進月歩です。心エコーも例外ではなく、心エコー装置の性能も進歩し、今まで見えなかったことが見えるようになり、心エコーでわかることも、今まで以上に増えています。患者さんに、より良い医療、安心できる医療を提供できるよう、医療スタッフの一員として頑張ります。
また、検査の時、疑問に思うことがあればお気軽に声を掛けてください。（技）

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