基幹型臨床研修指定病院 | 綾部市立病院 看護部

先輩ナース達の紹介

認定看護師・専門看護師に聞いてみた

①認定看護師(専門看護師)を目指そうと思った理由は何ですか?

飯田 祐子(がん化学療法看護認定看護師)
学生の時から、いつか地域で緩和ケアに携わりたいと思っていました。 患者さんが治療と日常生活を両立しながら懸命に過ごしている姿を見て、化学療法を受ける患者さんをより深く支えるためには、化学療法看護の理解をさらに深める必要があると感じました。


吉崎 彩(老人看護専門看護師)
自分にもっと知識や調整力があれば、本人が望む最期を迎えられたのではないかと思う場面が多かったので、本格的に目指そうと思いました。


②なぜその分野の認定看護師(専門看護師)になろうと思ったのですか?

牧野 敦子(がん性疼痛看護認定看護師)
患者さんの痛みを少しでも取り除きその人らしく過ごしてほしかったからです。


白波瀬 ゆかり(感染管理認定看護師)

所属する病棟で感染症のアウトブレイクを経験したことで、感染対策は1人が頑張ればいいというものではなく、全体で取り組む必要があると思い、より専門的な知識を学びたいと思いました。


③いつ頃から認定看護師(専門看護師)への道を意識し始めましたか?

吉崎 彩(老人看護専門看護師)
専門看護師か認定看護師をいつかは取りたいと思ったのは1年目からです。


高松 尚子(感染管理認定看護師)

5年目に感染管理認定看護師を見据えて、院内の感染リンクナースになりました。


④認定看護師(専門看護師)の資格を取得するまで病院からはどんなサポート受けましたか?

牧野 敦子(がん性疼痛看護認定看護師)
学校を受験する際の受験料、交通費、宿泊費と、合格後は受講料、居住費、帰省代(月1回)、参考書代、認定審査費用と更新費用です。研修扱いのため、基本給が支給されていました。


⑤資格を取得するための学校への通学期間やどのようにして通われましたか?

飯田 祐子(がん化学療法看護認定看護師)
日本看護協会神戸研修センターに半年間通いました。


牧野 敦子(がん性疼痛看護認定看護師)

約8か月間です。横浜のウィークリーマンションを借りて一人暮らしをして神奈川保健福祉大学実践センターに通いました。


白波瀬ゆかり(感染管理認定看護師)

特定行為研修を含むカリキュラムであったため1年間通学しました。


⑥認定看護師(専門看護師)としてどのような活動をされていますか?

白波瀬 道子(緩和ケア認定看護師)
緩和ケアに関する患者様との面談を行い、思いの傾聴や日常生活に対する指導を行っています。患者様や看護師からの緩和ケアに関する相談への対応や、院内研修の計画や実施を行っています。


⑦やりがいや面白さを感じるときはどんな時ですか?

白波瀬 道子(緩和ケア認定看護師)
患者様と面談する中で、病気を抱えながらも生活し、その人の価値観や家族関係などを知り信頼関係が構築され、些細な内容でも話してくださるようになり「気持ちが楽になった」と言ってもらえた時です。


⑧専門分野の知識をブラッシュアップするために、どのような活動をされていますか?

牧野 敦子(がん性疼痛看護認定看護師)
学会の参加や認定看護師時代の同期との情報交換や共有を行っています。学会参加など院外研修には年間の予算があるので、それで参加しています。


⑨ 他の方にも同じ分野に興味を持ってほしいと思いますか?

全員
もちろんです。是非興味を持ってもらいたいです。