ごあいさつ

病院長から

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綾部市は京都駅から山陰特急に乗ること約一時間、京都府の「丹波」と呼ばれる地域にあり、豊かな自然に恵まれた大変静かな街です。平成2年8月、地域住民が長年待ち望んでいた市立病院が誕生しました。いわゆる第3セクター、公益財団法人綾部市医療公社が管理運営する自治体立の病院です。「患者様本位の医療を」という病院理念に基づき、プライマリ・ケアとしての救急医療はもちろん、専門的医療に至るまで、地域の中核病院として大きな使命を担い発展してきました。急性期型の病院ですが、無医地区公設診療所への医師派遣や訪問看護ステーション、老人保健施設や地域医師会との連携など、地域に根ざした病院として親しまれています。平成14年に第2次整備事業として150床から206床へ増床し、集中治療室、透析室、RI室、病理解剖室などを新設、また産婦人科と耳鼻咽喉科を開設しました。平成15年度には健全経営が評価され自治体立優良病院として総務大臣表彰を受賞しています。また同年、基幹型臨床研修病院および種々の専門医修練・研修施設に認定されています。平成18年には救急室と透析室を拡充し、癌化学療法室を新設しました。教育面では平成19年に京都府立医科大学の教育指定病院に認定され、医学科および看護科学生、研修医、専攻医を積極的に受け入れています。臨床研修制度の目的は基本的技術の習得はもとより、プライマリ・ケアをはじめ多様な医療ニーズに対応できる総合的な診療能力を習得し、人間味溢れる医師を養成することにあります。その点で、当院は幅広い研修が可能であり、また質の高い地域医療の現場を体験できる最適な環境が整っています。皆さんがユニークな教育システムの中で、楽しく充実した研修ができることを病院すべてのスタッフが願っています。

院長 鴻巣 寛 
(京都府立医科大学 昭和52年卒)

研修プログラム責任者から

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当院の特徴
 綾部市は人口3万5千人程度ですが、当院では年間に手術は1,619件、救急車搬送は1,367件、時間外受診は8,424人、人間ドックと健診合わせて8,366件施行しており、まさに地域の中核病院です。当院はそのような環境なので、通常よく見られる疾患から珍しい疾患までバラエティーにとんだ症例を経験できる初期研修に適した病院です。また指導医だけでなく、若手医師、看護師、コメディカル、事務職も研修医の教育に積極的であり、研修医をしっかり育てようという気概に満ちており、充実した研修が受けられます。

研修プログラムの目的と特徴
 研修プログラムは、プライマリ・ケアをはじめ多様な医療ニーズに対応できる総合的な幅広い診療能力を身につけるために、臨床医としての基本的な知識、技術、態度、姿勢を習得することを目的とする。

2年間の臨床研修期間のうち、当初の1年間は必修科目として内科を6ヶ月、麻酔科を2ヶ月研修し、選択必修科目の外科、麻酔科、産婦人科、小児科、精神科の中から2科目以上を選択して4ヶ月研修する。救急は2年を通して随時研修し、基礎的な知識と技術の習得をめざす。また、2年目は医療と社会の関わりについての認識を深めるため、1年を通じて地域医療を研修し、精神科の到達目標を達成するため協力型臨床研修病院であるもみじヶ丘病院での2週間の研修を必修とする。その他の期間は全ての診療科から自由に選択した科目を研修し、より幅広い知識の習得をめざす。これらの研修プログラムは研修医の希望により変更可能であり、現在も一人一人に合わせたきめ細やかなプログラムを実行しています。

診療部長 一島茂樹
(宮崎医科大学 昭和62年卒)

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