臨床研修プログラム

先輩研修医からひとこと

臨床研修医 H.E (平成22年3月研修終了)

臨床研修医 H.E

研修先の病院を決めるための病院見学は、同学年の他の人よりも比較的多く行った方だと思うが、結局私は綾部市立病院しか受験しなかった。綾部に決めた理由はいくつもあるが、決め手となったのは、やはり病院の雰囲気の良さである。病院のスタッフが皆生き生きと働き、あいさつが飛び交う院内は非常に印象的であった。実際働きだしてもそれは変わらず、何もかも初めてで緊張の毎日の研修医生活を、精神的にも技術的にも様々なスタッフが支えてくださった。

多少田舎に所在するので最先端の医療から遠ざかってしまうのでは、とお思いになる方もいるかもしれないが、それは間違いである。地域の機関病院であり、多岐に渡る疾患を自ら経験することができる。また、科の垣根が無く、ちょっとしたことでも気軽に専門科に相談でき、総合的な診療を行うことができる。また、研修医の人数が少ないためローテートしていない科の先生方にも珍しい症例があれば声をかけて頂けたり、内視鏡検査は一通り自分で実施することができるようになるなど、技術面でも他の研修医より経験値が上がったかなと感じる。

たまに都会でぱぁっと遊びたいと思ったら高速道路で京都・神戸まで1時間ちょっとで行け、仕事帰りに美味しいものが食べたいと思ったら海の幸を堪能しに舞鶴まで15分くらいで行ける。もちろん自然も豊かであり、近くにゲレンデもあり、アウトドアが好きな方にはもってこいの環境である。

想像以上に充実した研修医生活が送れることを保証します。

臨床研修医 Y.H (京都府立医科大学 平成18年卒)

臨床研修医 Y.H 綾部市立病院での研修は特徴的です。

(1)病院の規模に比して研修医が少ない。
これは、様々な手技をさせてもらったり興味ある症例の受持ちをさせてもらう上で、競争にならないことを意味します。大抵の手技は一年目からやらせてもらえます。

(2)顔を全スタッフに覚えてもらえることも、大きなメリット。巨大病院で多くの研修医が感じる「転科時のストレス」は、当病院では無縁です。

(3)パラメディカルの意識が高い。刺激も受け、長けた技師さん等からも多くを教わります。

(4)研修内容は大幅に個人の希望を受け入れて頂けます。私の場合、予定プログラム以上に幅広い研修になりました。受持ち患者も希望通りの数だけで、毎日夜遅くまで病棟で切磋琢磨することも、勉強時間を十分とることも、救急室に常駐することも好きにできます。

(5)科間の壁はありません。医局はひと部屋で、病棟はすべて混合病棟。どの科を回っていても、他科の先生が横にいて気軽に相談できます。

(6)大都市内の病院とは異なり地域住民がこぞって来院するので、生の疫学がわかります。

(7)その他。できそうなら1年目から治療まで任されたり、画像読影を個人指導してもらったり。しかし、本病院でのデメリットは、巨大病院でないゆえ珍しい疾患の症例に乏しいこと。しかし、common disease診療とprimary careを主眼とする初期研修では問題とならないでしょう。ここは、一年で大きく成長できる研修病院です。ちなみに、生活は京都市内より便利でした。

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